常温金属溶射システム(MS工法)
- 1、MS工法とはその特長
- 2、採用箇所
- 3、施工仕様
- 4、採用実例
2、採用箇所
MS工法 適用箇所
土木分野への適用
過酷な環境下で長期のメンテナンスフリーを求める箇所で威力を発揮します。
特に、飛来塩分の多い地域に架設される橋梁*1、そのほかメンテナンスフリーを提唱する橋梁、湿気がこもり易い橋梁端部、支承部などでは高い防食効果を発揮します。
【主な適用箇所】
- 新設橋梁の鋼構造物部材(鋼桁、鋼床版、鋼合成床版、支承等)
・工場・現場溶射 - 既設鋼橋の鋼構造物部材(鋼桁、鋼床版、鋼合成床版、支承等)
・補修工事における現場溶射 - 水門、桟橋、灯台、ガードレール、料金所の柱、標識の柱等
・その他、工場、現場施工が必要な鋼橋部材全て
建築分野への適用
メンテナンスの省力化によってライフサイクルコストを追求したい建築物に最も適しています。
特に、海岸地帯の鋼構造物*2、メンテナンスフリー対応の鋼構造物、湿気がこもり易い部位などでは高い耐久性を発揮します。
【主な適用箇所】
- 建物屋上鉄塔の現場溶接部
- ペントハウス鉄骨の現場溶接部
- 溶融亜鉛メッキが出来ない形状の鉄骨・屋上非常階段
- その他、工場、現場施工を必要とする鋼部材全て