シーリング材・副資材各種
シーリング材
1成分形
1成分形シーリング材の特徴
- 2成分形と違い混合作業等の前準備が不要のため、施工が容易
- 空気中の水分と反応し、表面から硬化する湿気硬化型が主流(他に乾燥硬化型・酸素硬化型・非硬化型等)
- 表面から硬化するため、内部まで硬化するまでに日数が必要
- 目地の幅が広い・深い場合、均一に硬化しづらく不向き
- 大量使用時はコスト高で、廃棄物が2成分形よりも多くなる
シリコーン系
耐水性・耐熱性・耐候性に優れています。そのため水回りによく使用されますが、汚れが付着しやすく、目地を汚染してしまうデメリットもあります。
【資料画像】信越化学工業
シーラント40N
変成シリコーン系
シリコーン系よりは劣りますが耐久性・耐候性があります。周辺の汚染性も低く上からの塗装が可能ですが、常時水に触れる箇所には不向きです。
【資料画像】セメダイン
POSシール
ポリウレタン系
耐久性が高いですが、耐候性が良くないため屋外使用時は上からの塗装が必須です。密着性に優れコンクリートひび割れなどの補修に効果的です。
【資料画像】横浜ゴム
SC-PU1 NB
アクリル系
ALCパネルへや床と壁の隙間埋め等に使用されます。水分が揮発して硬化するため肉やせしやすく、耐候性・耐久性はあまりありません。
【資料画像】コニシ
ボンド アクリルコーク
ポリサルファイド系
耐油性・耐候性があり、表面に埃が付きにくいですが、柔軟性があまりないため動きの大きい金属類への使用は適しません。上に塗った塗料を変色・軟化させてしまうことがあります。
【資料画像】横浜ゴム
SCーPS1NB
ブチルゴム系
粘着力が強く、硬化後もべたつきが残りますが、金属への密着性に優れています。柔軟性・耐候性はなく肉やせしやすいです。
【資料画像】ダイフレックス
ハイフレックス RB
シリル化アクリレート系
長期の耐候性・耐久性、優れた追従性があるため建築物の長寿命化に貢献し、撥水汚染も起こしません。
【資料画像】セメダイン
EXCEL Ⅰ
2成分形
2成分形シーリング材の特徴
- 基材と硬化剤とに分かれており、専用撹拌機を使い一定量混合をすることで硬化が進行(混合反応硬化型)
- 硬化溶剤を使うため、シーリングが均一に固まり、1成分形よりも硬化速度が速い
- 2成分形を扱う際に必要な用具のコストを除けば1成分形よりコスト安、1缶の容量が多く廃棄物が少ない
- 均一に硬化するため、目地幅が広い・深い場所でも施工しやすい
- 1成分形のような手軽さはなく、プロ向き
- 撹拌不良だと硬化不良を起こす
- プライマーを塗らずに使用すると、密着不良を起こす
シリコーン系
耐水性・耐熱性・耐候性に優れています。そのため水回りによく使用されますが、汚れが付着しやすく、目地を汚染してしまうデメリットもあります。
【資料画像】横浜ゴム
SC-SR2
変成シリコーン系
シリコーン系よりは劣りますが耐久性・耐候性があります。周辺の汚染性も低く上からの塗装が可能ですが、常時水に触れる箇所には不向きです。
【資料画像】横浜ゴム
SC-MS2 NB/SUPERⅡ
ポリウレタン系
耐久性が高いですが、耐候性が良くないため屋外使用時は上からの塗装が必須です。コンクリートひび割れなどの補修に効果的です。
【資料画像】セメダイン
S751NB
ポリサルファイド系
耐油性・耐候性があり、表面に埃が付きにくいですが、柔軟性があまりないため動きの大きい金属類への使用は適しません。上に塗った塗料を変色・軟化させてしまうことがあります。
【資料画像】横浜ゴム
SC-PS2
ポリイソブチレン系
耐久性・耐候性に優れており、ガラス用途への使用も可能です。汚染しににくく、上からの塗装も可能です。
【資料画像】横浜ゴム
SC-IB2
アクリルウレタン系
耐久性・耐候性に優れており、被塗装性もあるため塗装仕上げの目地に最適ですが、ガラス周りの目地には適しません。
【資料画像】コニシ
ボンドAUシール
シリル化アクリレート系
長期の耐候性・耐久性、優れた追従性があるため建築物の長寿命化に貢献し、撥水汚染も起こしません。
【資料画像】サンスター
SA7500
シーリング副資材各種
バッカー・バックアップ材
エサ角・角バッカー・硬質バッカー
シーリング材の3面接着回避や目地の深さの調整、目地底の形成をするのに用いられる発泡ポリエチレン材です。
【資料画像】バッカー
丸棒
柔軟性があり、耐薬品性に優れたポリエチレン押出発泡体で、弾性シーリングの効果を高め、目地の亀裂・破損を防ぎます。
【資料画像】小丸棒®
オプセルバッカー
ポリエチレンフォームの発泡方法の違うものを二層に重ねたもので、ガラスの角度調整が可能なためガラス面に最適です。
【資料画像】オプセル付きバッカー
ボンドブレーカー
目地が浅い箇所の目地底に貼って3面接着を防ぐテープのことで、シーリング材の持ちを良くします。様々な幅に対応可能です。
【資料画像】ニチバン
No.710
仕上げ(ナラシ)バッカー・ヘラ
仕上げバッカー(スポンジ)
硬さが選べるので扱いやすいものが見つかりやすいです。
【資料画像】ナラシバッカー
仕上げバッカー(硬質ゴム)
摩耗性に優れており、滑らかな仕上がりになります。
【資料画像】ナラシバッカー
仕上げバッカー二層
スポンジとゴムを2層にしたものです。
【資料画像】ナラシバッカー
コーキングヘラ
使用する環境や目地幅に対応するため、様々な形・大きさ・幅のものがあります。
【資料画像】大塚刷毛製造
コーキングヘラ
その他
コーキングガン
手押し式・電動式・エアー式の3種類があり、それぞれにメリット・デメリットがありますので、使用環境や好みによって選べます。
【資料画像】山本製作所
らくらくMB
コーキングガン用ノズル
ショート・ロング・曲がりなど通常ノズルでは届かない箇所や打ちにくい角度に対応できる付け替えノズルです。
【資料画像】セメダイン
曲がりノズルエルボ
シーリング材用撹拌機
2成分形シーリング材の混合に必須で、短時間に気泡混入を防ぎながら完全混合ができます。
【資料画像】ミキスタ工業
軽量型ミキスタ
シーリング用マスキングテープ
手切れ性、直線性が重視されており、糊残りしづらいものが基本的な性能として持ったシーリングに最適なマスキングテープです。
【資料画像】カモ井加工紙
No.3303-NEO