【FST工法】

1、工法の特長

工法の特色

新たな外壁改修工法「FST工法」は、施工方法から工具、補修材、施工工程、仕上がりまで数々の特色を持っています。その概要は次の通りです。

1.改修工事の跡が目立たず、美装性が変わらない

  • 外壁本来の機能を回復させ、また改修工事跡が目立ちません。

  • 4層浮き、5層浮きなど仕上げ層が何層あったにしても、各仕上げ層間の浮きから躯体まで確実に樹脂注入工事を行うことができます。

特徴1

2.専用工具の新開発で確実な樹脂注入工事

  • T-2ドリル、FSノズルなどの専用工具の開発により、浮き代が0.1mm以上の空隙に樹脂の注入が可能です。従来は細かな浮き部に樹脂注入はむずかしかったものの、冷却・洗浄・バキュームの循環効率を最大限に向上させた専用ドリルの存在が、浮き代の空隙つまりを解消することができました。

3.専用工具を使用するため、工程も削減

  • FST工法は(1)穿孔、(2)面取り、(3)樹脂注入、(4)ピンニングの4工程。従来よりも作業工程を効率化したため、施工日数の短縮および仮設費や諸経費の軽減に大きく貢献します。

  • 特に、新たに開発したT-2ドリルにより精度が向上し、作業の効率を実現しました。

4.低騒音工法を実現

  • 従来のドリルによる穿孔音と比べると低騒音(60db以下)、超低振動、無粉じん工法のため、居住者の生活環境を阻害することがありません。

5.工程ごとに品質チェック

  • 第三者検査員制度を導入し、FST工法の専門家による工程ごとに施工検査を導入しています。

6.確実な教育制度と保証制度

  • FST工法は2年ごとに施工教育を実施し技能の向上を図っています。

  • 施工にあたっては生産物賠償責任保険で、万が一の場合の保証も完璧です。